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インプラント治療は失ってしまった歯の代わりとなり、違和感なく装着できることから注目されている治療法です。しかし、インプラント治療後の手入れを怠ってしまうことで、治療後にインプラント周囲炎(インプラント周囲の組織が歯周病菌に感染し発症)にかかるリスクが高まります。
進行すると、周囲の骨や歯茎が壊死・吸収され、最終的に脱落してしまう可能性もあるため、日頃からのケアは欠かせません。ここでは、インプラントで歯の美しさを保つためのポイントについて解説します。
インプラントは自然の歯そっくりの補綴物をはめることからも、見た目が気になるなどの悩みを解消するのにピッタリの治療法。機能面だけでなく審美面でも優れていることからも、「第三の歯」とも言われています。
その理由は、歯を支える歯槽骨に直接埋め込むので、インプラント体が見えることなく、境目なども不自然にならず、天然歯と同じような自然な口元にすることができます。また、補綴物は変色しにくく、既存の歯と同じ色合いにすることが可能。真っ白な色では逆に目立ってしまうのを避け、違和感なく馴染ませるなど審美性に富んでいます。
参照元:【pdf】厚生労働省『歯科インプラント治療のためのQ&A』(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-02.pdf)
インプラントの補綴物は、素材や口にしているもので被せ物や歯ぐきを黒く変色させてしまうことがあります。
着色汚れが付きにくいセラミックやジルコニアではなく、ハイブリットセラミックではコーヒーや赤ワインなどで歯が変色したようになってしまいやすいですし、汚れなどでインプラント周囲炎(インプラント周囲粘膜炎)を起こすとインプラント体が空けて見え、それが黒く変色しているようにも見せます。
こうしたトラブルを予防するためにも、日々のブラッシングでしっかりと汚れを落とします。デンタルフロスをプラスしてもいいですね。ちなみに、着色汚れは歯磨きでは落ちにくいので、歯科医院でクリーニングで落としてもらう必要があります。
参照元:【pdf】日本口腔インプラント学会『口腔インプラント治療指針』(https://www.shika-implant.org/shika/wp-content/uploads/2024/03/shishin2024.pdf )
手術後のインプラントは、歯の骨とゆっくりと結合していきます。埋入した部分には固まった血が付着しているので、回復するまでの食事では、「熱い・辛い・硬い」食材は避けます。歯みがきも、周辺を含めて歯ブラシを当てないようにし、磨けないからとうがいをしつこくやるのだダメです。
また、口の中とはいえ外科手術になるので、血の巡りをよくする運動は2週間は避けたいもの。出血しやすく、傷の治りが遅れる可能性があります。
抗生物質や痛み止めなど処方された薬は医師の指示通りに服用。傷口に痛みや異常が感じられなくても、決められた用法用量で服用するのが大切です。
インプラント手術後は、傷口の内出血・炎症が起こります。
飲酒で血流が良くなると、炎症が悪化するだけではなく、痛みが強くなったり、傷口から出血したりする可能性も。アルコール摂取は脱水症状が起きやすく、骨・筋肉の修復に支障をきたすリスクがあるため、注意が必要です。また、アルコールは身体の免疫力が低下し、細菌感染しやすくなるリスクを高めます。
喫煙はインプラント治療後の粘膜の治癒に影響を及ぼします。煙草を吸うと、歯肉の血行悪化を招き、傷の治癒も遅くなりやすいため、注意しましょう。
手術当日は、湯船につかる長風呂は控える必要があります。熱いお湯につかると体温が上がり、血流がよくなり痛みが悪化します。当日は、軽めのシャワーのみにしましょう。
シャワーの際には、お湯の温度はぬるめに設定し、身体が温まりすぎないよう注意が必要です。担当の歯科医師から許可が出るまでは、血行促進する生活習慣はなるべく控えましょう。
参照元:溝井歯科医院(https://mizoi-dental.com/post-1453/)
インプラントには天然歯のような神経がないため、インプラント周囲炎(インプラント周囲粘膜炎)が起きても痛みを感じにくく、気づいた時には重症化しているケースが多いとされます。そのため、定期検診を欠かさず受けることが重要です。
定期メンテナンスでは、インプラントや口腔内全体の確認を行うほか、歯周ポケットの深さの測定、クリーニングなどを実施します。治療後、インプラント周囲炎(インプラント周囲粘膜炎)を予防し、なるべく良好な状態を維持できるように、メンテナンスではセルフケアや不明なことを確認しておくのが望ましいです。
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